北京
PM2.577
23/19
現地時間25日、シリアのフェイサル・ミクダド外相は米国のニューヨークで、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)記者の独占インタビューを受けました。
ミクダド外相は西側諸国によるシリアへの一方的な制裁を「悪魔の行為」とたとえ、「いかなる一方的な制裁も最終的には一般市民を傷つけるだけだ」と訴えました。また、「シリアから数百万人以上の難民が祖国を離れた理由は、シリア政府を恐れているわけではなく、戦争とテロリストから逃げるためだ。しかし、経済的制裁により、難民たちが帰国しても生存の危機にさらされ、間接的に難民問題の解決を難しくしている」と述べました。
米軍のアフガニスタン撤退に触れた際、ミクダド外相は、「米軍の慌ただしい撤退は恥であり、彼らにとって一つの教訓とも言える」と示しました。さらに、「米軍がアフガニスタンから撤退した以上、イラクやシリアからも撤退すべきであり、出来るだけ早いうちに撤退することを望む。アフガニスタンにおける米軍勢力はかなりの規模があったが、それと比べればシリアとイラクにおける米軍勢力の規模は小さい。米軍にとって最善の道は撤退である。シリア国民に自国問題の解決する権利を譲るべきである」と呼びかけました。(Lin、星)