北京
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国連人権高等弁務官のバチェレ氏は24日、2011年3月から2021年3月までの間に、シリア紛争によって一般市民35万209人が死亡したと発表しました。
バチェレ弁務官は同日、国連人権理事会第48回会議に報告を提出し、「国連の関連決議に従い、人権高等弁務官事務所は過去数年間、シリア紛争で死亡した市民の数を調べ続けてきた。最新のデータは、国連の関連データや現地の民間団体の記録、シリア政府から提供された情報などによるものだ」と語りました。
バチェレ弁務官はまた、「今回の統計では、フルネームの識別ができ、正確な死亡日と場所が分かった死者だけが計上されている。そのため、重複して数えることはないが、実際の死者数より少なくなっている可能性はある」と強調しました。
シリア紛争は2011年3月に勃発しました。シリア政府と反体制派はここ数年間、スイスのジュネーヴで数回の和平協議を行いましたが、これまでに大きな進展は得られていません。(TONG、謙)