北京
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21日に開かれた国連総会の一般討論で、イランのライシ大統領は米国が一方的にイラン核協議から離脱し、新型コロナが世界で蔓延する中、イランに制裁を科していることを非難し、「各側は全面的な協議や国連安保理の決議を遵守すべきだ」と強調しました。
これを受け、外交部の趙立堅報道官は24日の定例記者会見で、「米国はイランに対して実施している『極端な圧力をかける』という間違った政策を是正し、交渉の早期再開を促していくべきだ」と述べました。
趙報道官はまた、ライシ大統領が一般討論の発言の中で、「イランの国防戦略において核兵器が存在する場所はない。すべての当事者がイランの全面的な核合意を忠実に履行すべきであり、イランへの制裁を解除することを目指す対話は有益だ」と指摘したことについて、賞賛の意を表しました。
趙報道官はさらに、「中国は関係各側と共に、全面的な協議が正しい軌道に戻れるよう弛まぬ努力を続けていく」と表明しました。(藍、CK)