北京
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王毅国務委員兼外交部長は24日、国連総会の一般討論開催期間中、リビアのメンフィ首脳評議会議長と電話会談を行いました。
王外交部長は中国がリビアの国家主権、独立、領土保全を維持することを断固として支持することや、首脳評議会と国民統一政府が国家の安定維持と経済再建、および計画通りに大統領選と政治プロセスを推進することを支持する考えを示しました。そのうえで、「リビアが対中友好政策を堅持し、中国の核心的利益や重大な関心事に関わる問題を支持してきたことについて中国は高く評価している」と表明しました。
王外交部長は、現在、リビアの政治プロセスが重要な段階にあることを受け、政治的解決のプロセスを揺るぎなく推進する中国の立場を示しました。また、中国が国連による仲介の役割を果たし、世界のテロ対策協力や情報交流をさらに強化し、テロリストの国境を越える移動や、極端なテロ勢力がリビアで再び強くなることを断固として防止する考えを強調しました。
メンフィ首脳評議会議長はリビアの国民統一政府の設立において、中国が提供した支持に感謝したうえで、「中国との実務協力は著しい成果を果たしており、リビアの経済発展への推進や、社会の安定的発展を維持するために重要な役割を発揮してきた。リビアは中国と共に、両国関係のより広い未来を切り開いていきたい」と表明しました。(シンエン、CK)