北京
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新疆ウイグル自治区の綿花農家では、収穫のシーズンを迎えました。
同区マナス県にある綿花畑では、新たに導入された収穫機械「コットンピッカー」が大活躍しています。綿花を茎から切り離し、気流に乗せて貯蔵庫に流し込む作業を効率的かつ迅速に行うことができ、収穫率は95%以上に達しているということです。「コットンピッカー」は1日平均600ムー(約40ヘクタール)以上の綿花を収穫できます。これにより1000ムー(約66.7ヘクタール)の綿花畑の収穫量は、約450キロになる見込みです。
マナス県では、「供給側構造改革」を通じて、栽培と管理において統一されたモデルを導入し、綿花の栽培面積は73万ムー(約4万8700ヘクタール)に達し、完全な機械化を実現しています。同時に、高規格農地、全工程機械化、高効率節水、スマート灌漑などの先進技術を導入し、1ムーあたりの綿花収穫量は、以前の200~300キロから、現在は400~500キロに増加しているということです。
新疆ウイグル自治区は中国最大の綿花生産基地として知られ、その生産量は2020年には516万トンとなり、全国の87.3%を占めており、綿花の総生産量、収穫量、作付面積、商品化は26年連続で全国1位となっています。(ミン・イヒョウ、謙)