北京
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中国外交部の趙立堅報道官は23日の定例記者会見で、「中国はこれまでに100以上の国と国際機関に12億本のワクチンと原液を提供し、150以上の国と14の国際機関に感染症対策物資を支援してきた」と説明しました。
第76回国連総会の一般討論演説で習近平国家主席は、「ワクチンを全世界の公共財として、発展途上国がワクチンを入手でき、費用を負担できるようにするため、当面の急務は全世界で公平かつ合理的にワクチンを分配することだ」と表明しました。
趙報道官は「新型コロナウイルス感染症が終息しない限り、中国の感染症対策での国際協力の歩みは止まらない。我々の努力と貢献は続く」と述べた上で、中国は自らができることを尽くし、発展途上国が可能なかぎり公平にワクチンを入手することを推し進めると説明し、「能力のある国」については、できるだけ早く、多くの発展途上国がワクチンと必要な疫病対策物資を入手することを実際の行動をもって支持・援助し、世界が1日も早くコロナ禍に打ち勝ち、経済回復を実現するために貢献するよう呼びかけました。