北京
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バイデン米大統領はこのほど、エチオピア内部の紛争をめぐり、同国を対象にした新しい制裁を可能とする大統領令に署名しました。
これを受け、外交部の趙立堅報道官は22日の定例記者会見で、「中国は米国がエチオピアを対象に発令する新たな制裁に反対する」と表明しました。
趙報道官は「中国は一貫して、国と国の往来は国際法や国際関係の基本準則を守り、何かにつけて制裁や威嚇を通じて圧力を加え、他国の内政に干渉することには反対すると主張し続けている。米側はエチオピア関連の問題に慎重に対処し、エチオピアの平和と安定回復のために建設的な役割を果たすべきだ」と強調しました。
そのうえで、「エチオピアは中国がアフリカにおける重要なパートナーである。中国は、エチオピアの関係側が内部の食い違いを適切に解決する知恵と能力があることを信じており、エチオピアで一日も早く民族和解が達成され、国に平和と安定が戻ることを心から願っている」と示しました。(雲、Yan)