北京
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広東・香港・マカオを結ぶ粤港澳大湾区(グレーターベイエリア)の核心的な中枢工事である深セン市と中山市を結ぶ深中通路の一部である中山大橋の東主塔の主体建設工事が、21日午後6時6分に完了しました。同工事の完了にともなって、深中通路に位置する伶テイ洋大橋(「テイ」はにんべんに「丁」)と中山大橋の主塔4基の主体工事が全て終わり、作業は上部構造建設の段階に入ります。

深中通路は「橋や島、トンネル、水面下の連絡」を一体化した、世界クラスの越海総合プロジェクトであり、全長は24キロです。うち橋梁工事は約17.2キロで、その鍵となるのは、メーンスパン1666メートルの伶テイ洋大橋と580メートルの中山大橋です。中山大橋はダブルタワー斜張橋で、完成後の主塔の高さは70階建てのビルに相当する213.5メートルに達します。
中山大橋の塔1基に使われたコンクリートは約4万2000立方メートルで、鉄筋の使用量は約1万トンであり、高い設計強度を持たせています。一方で、工事規模が大きくて、コンクリートの割れ制御が難しいとのことです。地質や水流の状況も複雑で、台風が頻発する海域において安全性と品質が100年間維持されるための工事を行うためには、高塩・高湿・高温作業環境での海中鉄筋コンクリートの腐敗防止という難題を克服せねばなりません。技術者は、コンクリートの防錆剤やエポキシ樹脂塗装鉄筋などの腐敗防止対策を施し、コンクリートの外層にシラン浸漬剤を塗布することにしました。
中山大橋の東主塔の主体建設の完成は重要な節目であり、深中通路の橋梁工事は全面的に上部構造の建設段階に入ることになります。現在は深中通路橋、島、トンネル、水面下の連絡の工事の建設が同時に進められており、2024年の開通が予定されています。(藍、鈴木)