北京
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9月22日は中国では「パンダの日」とされています。1993年のこの日に、パンダを救う活動が10周年を迎えるにあたり、四川省成都市で「国際パンダ祭り」が開催され、それ以降9月22日は「国際パンダの日」に定められました。
ジャイアントパンダの「繍球(シューチュー)」は21日、四川省臥龍にある神樹坪基地で赤ちゃんパンダを出産しました。現在のところ、母子共に健康な状態です。これまでに中国パンダセンターでは、今年に出産を予定していた母パンダは全て出産を終え、全15回の出産で24頭の赤ちゃんが誕生しました。そのうち双子は9組で、生存率は100%です。
今年2月から、パンダセンターの出産適齢期のパンダたちが相次いで臥龍神樹坪基地の繁殖園に移されました。基地管理処の専門家によりますと、今年は双子の出生率が高いことから、パンダの飼育管理水準の向上や、ジャイアントパンダの移転保護が著しい効果を収めたことが反映されているとしています。また、飼育されるパンダの増加につれて、パンダの野生化訓練や野生復帰、野生パンダとの交配に確かな保障を提供できるようになりました。
このほか、今年は遠距離でクラウドによる交流と指導を通じて、パンダセンターからマレーシア国立動物園に貸与しているジャイアントパンダの「鳳儀(フォンイ)」が赤ちゃん一頭、上野動物園の「仙女(シィエンニュ)」が双子、シンガポール河川生態園の「滬宝(フーバオ)」(が赤ちゃん一頭をそれぞれ出産し、パンダの国際科学研究協力と交流を推進しました。(閣、星)