北京
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国連人権理事会第48回会議は現地時間21日、傭兵問題に関するワーキングチームとの対話を行いました。国連ジュネーブ事務局駐在中国代表団の蒋端公使は、米国やオーストラリアに対し適切な措置を講じ、民間保安会社を効果的に監督管理するよう促しました。
蒋公使は、米国やオーストラリアなどの国の民間軍事・安全保障サービスに透明性や監督管理、責任追及が欠けることに対して、中国は懸念を示すと明らかにしました。さらに、米国のある民間保安会社の従業員が海外で無抵抗な民間人を恣意(しい)的に殺害し、重大な罪を犯したにも関わらず、米国政府に赦免されたことを挙げました。また、オーストラリアのオフショア収容センターは長期にわたり多くの難民や移民を拘留し、人権をひどく侵害し、民間保安会社に委託した収容センターの生存条件は悪く、拘留された人の心身が長期にわたり苦しめられ、正常でない死亡事件が常に発生していると暴きました。中国は米国やオーストラリアなどの国に対し、人権を真に尊重し、促進、保護するよう呼び掛け、適切な措置を講じ、民間保安会社を効果的に監督管理するよう、さらに人権侵害行為を防止し、人権侵害者の責任を追及するよう促しました。(閣、浅野)