北京
PM2.523
3/-2
今年は中国共産党創立100周年、小康(いくらかゆとりのある)社会の全面的な構築の年という節目です。中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)は、国や家族への気持ちや文化面での創意工夫、中秋節に際して家族などが一堂に会する思いを一体化した「中秋節の文芸の夕べ」を制作し、最もロマンチックな視点で、最も心がこもった、温もりのある中秋節の夜を演出しました。
「中秋節の文芸の夕べ」の舞台は、四川省涼山イ族自治州の州都である西昌市に設けられました。西昌市は海抜が高くて空気が澄んでいるために月見には絶好の場所で、古くから「月の城」と呼ばれてきました。1984年に西昌衛星発射センターからの中国初の地球同期軌道衛星の打ち上げに成功してからの西昌市は、中国が月に向かう宇宙飛行の夢を担う場所となり、一挙に中国の重要な航空宇宙基地になりました。その時から、西昌は月と切っても切り離せない存在になりました。今回の「夕べ」の舞台が「月の城」の異名を持つ西昌市になったことで、中秋節にまつわる「月」の内容は、さらに豊富になりました。「夕べ」は番組中に、宇宙飛行士3人が撮影した月の写真という、特別なプレゼントを受け取りました。
どの中国人にとっても、「団欒(だんらん)」は中秋節での真心からの祝福です。
中秋節の夜、心を込めた「夕べ」によって、私たちは人々に深い共鳴を得ることができました。私たちはこれまでと違った中秋節のロマンに浸り、温もりや愛情を込めて「月を見守る人」になることができました。(藍、鈴木)