満月の下、夢叶う

　今年も中秋の満月の時期を迎えました。月が満ちる時は夢が叶う時でもあります。

　中国共産党成立100周年、小康社会の全面的完成、第14次五カ年計画の始まりの年……2021年は歴史と未来が交わり、中華民族一人ひとりの心を揺さぶる夢を叶える瞬間が刻まれています。

　習近平総書記は2012年11月、「中国共産党成立100年までに小康社会の全面的実現という目標は必ず達成できる」と厳粛に宣言しました。

　中国共産党第18回全国代表大会以降、習近平同志を核心とする党中央は億万の人民をけん引し、絶対的貧困を解消する目標に向かって総攻撃を開始しました。

　2021年、中国は地球低軌道に独自の「宇宙の家」を持つことになりました。これは困難と栄光に満ちた夢の瞬間であり、追求と超越を実現した忘れられない瞬間でもあります。

　「あなた方は新時代の中国宇宙事業の無数の奮闘者、登頂者の代表である」。習近平総書記は6月23日、北京航天飛行制御センターを訪れ、天和核心モジュールで任務を遂行中の神舟12号の宇宙飛行士と和やかに電話で話しました。

　2008年には前例のない夏季オリンピックが「中国スポーツ100年の夢」を実現させ、2022年には冬季オリンピックを迎えます。北京は世界初の「二つの五輪の都市」になりました。

　2021年最初の国内視察で、習近平総書記は冬季五輪会場を訪れて、大会の準備状況や運行保障について質問しました。そして、中国が冬季五輪の準備を根気よく推進し、すべての約束を全面的に実行する自信と決意を世界に向けて宣言しました。（張、星）