北京
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中国人民政治協商会議は、社会主義協商民主の重要なチャンネルと専属の協商機構です。中国共産党第18回全国代表大会以降、習近平総書記はこの中国の特色ある制度をめぐり、一連の重要な論述を行ってきました。中でも、中国人民政治協商会議の発足から70周年にあたる2019年、習近平総書記は新時代の人民政治協商会議の活動について全面的な配置を行い、政治協商、民主的監督、参政・議政(政治に参加し、政治を論じる)のレベルを高め、共通認識をよりよく結集し、人民政治協商会議制度をしっかりと堅持し、その事業をしっかりと発展させることを強調しました。
中国人民政治協商会議成立70周年記念大会
2019年9月20日に開催された中国人民政治協商会議成立70周年記念大会で、習総書記は人民政治協商会議を2つの「偉大さ」で評価しました。これについて、中国人民大学国際関係学院教授で浙江(嘉興)中外政党研究センターの周淑真主任教授は、この2つの「偉大さ」の背後に制度への自信が明確に示されていると指摘しています。周主任教授は、「歴史の発展から見れば、人民政治協商会議制度は中国の文化的土壌の中で培ってきたものであり、中国の民主主義革命の発展の必然の結果である。それは非常に深い社会的土台を持っており、党派、団体、民族、宗教の各界別から構成されており、その運営メカニズム、機能・役割は実施可能なものであるうえ、非常に効果的で、今日の社会の現実に合致している」と評価しました。
国務院新聞弁公室が今年6月に発表した『中国新型政党制度』白書によりますと、民主諸党派、無党派人士など党外代表人士は各級政治協商会議の中で比較的大きな割合を占めており、交代の際に委員は60%以上、常務委員は65%以上を占めることとなっています。また、現在の全国の各級政治協商会議の中で、累計41万人あまりの中国共産党員以外の代表が政治協商会議委員を務めているということです。(RYU、Yan)