北京
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商務部の束珏婷報道官は16日の定例記者会見で、「上海協力機構(SCO)が設立されて20年以来、各加盟国は『上海精神』を導きとし、上海協力機構運命共同体の構築を方向とし、地域経済協力の発展を絶えず推し進め、関係各国の経済成長をけん引してきた」と表明しました。
2021年7月末時点で、中国のSCO加盟国に対する各種投資総額は700億ドルを超えており、SCO銀聯体の枠組み内で1500億ドル以上の融資を行い、SCO加盟国に向けて総額50億ドルの「中国-ユーラシア経済協力基金」を設立し、多くの石油・ガス、電力、化学工業、農業、民生プロジェクトの建設をサポートしました。
SCOに加盟する国々は中欧班列が通らなければならないルートとなっており、2021年1-8月の中欧班列の運行本数は前年同期比32%増の1万本を突破し、グローバル産業チェーン・サプライチェーンの安定を力強く保障しています。
このほか、中国側は各方面と銀行連合体、実業家委員会および経済シンクタンク連盟などの仕組みを構築し、産学研の協力を推進しています。(雲、浅野)