北京
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ロイター通信の13日付の報道によりますと、米国スタンフォード大学の教授177人は現地時間13日、公開書簡を発表し、米国の大学で「中国のスパイ」を探すのをやめるよう米司法省に求めました。その上で司法省と人権組織に対して、トランプ政権が発動した「チャイナ・イニシアチブ(China Initiative)」を停止するよう促しました。
報道によりますと、公開書簡に署名した教授らは、「チャイナ・イニシアチブ」は米国の研究と技術競争力を損なっていると認めています。教授らは、「『チャイナ・イニシアチブ』で学術界の研究関係者に対する米国政府の調査と起訴は明らかに増加した。うち、大多数の案件は知的財産権窃盗または科学、経済スパイ活動とは関係がない。『チャイナ・イニシアチブ』は経済スパイ活動を取り締まると宣伝し、アジア系、特に中国系科学者、研究者に対して大規模な調査を行っている。直ちに停止すべきだ」との見解を示しました。
公開書簡の組織者であるスタンフォード大学物理学者のスティーブン・キベルソン氏は、「『チャイナ・イニシアチブ』は、技術の面で米国の優勢維持に役立たないどころか、科学分野での先頭の地位を損なう恐れもある」と述べました。(玉華、浅野)