北京
PM2.577
3/-2
在ジュネーブ国際機関中国政府代表部の蒋端公使は現地時間14日、第48回国連人権理事会(UNHRC)と国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)との対話で発言を行い、米国の人権問題に継続的に注目し、人権についての国際的な義務の着実な履行を同国に促すよう、UNHRCとOHCHRに要請しました。
在ジュネーブ国際機関中国政府代表部の蒋端公使
蒋公使は「米国は民衆の生命権と健康権を無視している。世界最先端の医療設備と技術を保有しているにもかかわらず、新型コロナウイルスの感染者数と死亡者数はいずれも世界最悪だ。米政府は新型コロナウイルス感染症への対策で全力を尽さずして、ウイルスの発生源調査で政治的操作を行い、感染症対策で失敗した自らの責任を他国に転嫁することを企てている。米国はまた、国際社会において『民主』や『人権』の旗印を掲げて虚言と虚偽情報を流布し、強権政治を大掛かりに行って他国の内政に干渉し、自らのモデルと価値観を他者に押し付け、ともすれば一方的な強制措置を行っている。新型コロナウイルス感染症の流行が始まってからは、数多くの国への医薬品やワクチンの供給を妨げて関係諸国の国民の人権を甚だしく侵害した。米国が発動した戦争で他国の民間人に死傷者や難民が大量に出ている。米国は自国の深刻な人権問題を実際の行動により着実に解決すべきであり、自らのイデオロギーと価値観を強制的に押し広めたり、人権を口実に他国を圧迫し、他国に軍事干渉することは停止すべきだ」と主張しました。(ジョウ、鈴木)