北京
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今月10日から13日にかけて北京で開催された「世界ロボット大会2021」と並行して行われた「ロボット博覧会」では、人工知能(AI)技術を活かして製造されたさまざまなロボットが登場しました。
AIゴミ置き場
AIゴミ置き場には回収可能なゴミ、有害ゴミ、生ゴミ、その他のゴミという4つのゴミ箱が設置され、ゴミを捨てる際はゴミ箱の前に立つと自動的に感知して該当する蓋が開きます。AIゴミ置き場は人間とのコミュニケーション機能も持ち、どのゴミ箱に捨てればいいか迷った場合、直接声を出して聞けば、そのゴミの分別に合った蓋が開きます。
AIゴミ置き場の右側には消毒機も配置され、ゴミを捨てた後は手を伸ばせば、自動で消毒液が出て、手の消毒ができます。さらに、ゴミ置き場の上部には蚊取り器も付いています。このAIゴミ置き場はすでに実用化されていて、北京市や山東省、河北省、甘粛省などの住宅地や産業パークなどで使われています。
博覧会では、人間の代わりにペットの面倒を見る小型ロボットも関心を集めました。
ペットの面倒を見るロボット
ロボットの内部にはペットが好きな「おやつ」を入れる箱があります。スマートフォンアプリでの操作により、餌やりや、ライトを使ったペットとの遊び、日常の映像記録が可能なほか、飼い主とペットをつないで音声・ビデオ通話もできるということです。(鵬、星)