文化財遺跡を踏み付けた観光客が行政拘留へ=中国

2021-09-13 13:00  CRI

 中国北京の警察当局はこのほど、文化財の遺跡を踏み付けた観光客に対して行政拘留処分を行いました。違法行為をしたのは39歳の男で、円明園遺跡公園で8日、規定に違反し、遠瀛観遺跡に入って踏み付け、写真を撮ったということです。その後、ネット上では「円明園遺跡公園内、1人の観光客が『立ち入り禁止』の看板を無視して遺跡に立ち入った」と題して記事が掲載され、話題になりました。これに対して、北京警察当局は公園管理処と共に速やかに取り調べました。現在、当事者の男はすでに警察により、法に基づく行政拘留処分を受けています。

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1783年に建設された円明園の遠瀛観

 ここ数年、文化財の遺跡を踏み付けるという行為に対して、中国は法に基づいて処罰する度合いを厳しくしています。昨年10月、北京の天安門広場の太廟景色エリアで、あるウエディング写真会社の従業員が、立ち入りが禁止された御路石の柵の中に入って撮影をしました。太廟は全国の重要文化財保護対象に指定されており、御路石は移動できない文化財です。北京市公安局は『中華人民共和国治安管理処罰法』の関係規定に基づき、従業員に対して行政拘留と共に罰金を科す処罰を行いました。

 法律の専門家によりますと、規定に違反して文化財の遺跡に立ち入り、踏み付ける行動は、法によって行政上の責任を負うだけでなく、もし文化財に損害をもたらした場合、法律に基づき民事の責任も負うべきで、甚だしきに至っては犯罪になる場合もあり、刑事責任を追及されるということです。(藍、浅野)

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