北京
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国連の生物多様性条約(CBD)第15回締約国会議(COP15)がいよいよ来月、中国南部の雲南省昆明市で開催されます。いま、関連の準備作業が順調に進んでいます。
雲南省の省都昆明市は、一年を通して春のように暖かく過ごしやすいことから、「春の都」と呼ばれています。ここでは、10月11日から15日にかけて、 生物多様性の保全と持続可能な利用を目指すCOP15・国連生物多様性条約第15回締約国会議が開かれます。テーマは「エコ文明:地球生命共同体の共同構築」です。
会議では、2010年に日本の名古屋で開かれた第10回締約国会議(COP10)で採択された「愛知目標」の後継目標として、2021年から2030年までの生物多様性条約2030年目標と枠組案の採択を目指します。これは、今後10年間における世界の生物多様性保護の道筋を定めるものとみられています。(Lin、Yan)