北京
PM2.577
3/-2
中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)と国際オリンピック委員会(IOC)は9日、2026年から32年に開かれる、オリンピック4大会につき、中国大陸とマカオ地区における独占放映権の提携に合意したと発表しました。
この4大会とは、2026年にミラノ/コルティーナ・ダンペッツォで開催される第25回冬季オリンピック、2028年にロサンゼルスで開催される第34回夏季オリンピック、開催地が決まっていない2030年の第26回冬季オリンピック、2032年にブリスベンで開催される第35回夏季オリンピックを指しています。
IOCのトーマス・バッハ会長とCMGの慎海雄台長は同日、オンライン契約式で調印を行いました。
バッハ会長は、「新たな協定は中国のスポーツファンが2032年まで、CMGの一流のオリンピック報道を引き続き堪能できることを意味する」と述べました。
CMGの慎海雄台長は、「CMGとIOCは長きにわたって友好協力関係を保っている。閉会したばかりの東京オリンピックでは、CMGが約800人からなるスタッフを現地に派遣し、中継や取材のほか、オリンピック放送機構(OBS)の国際信号の制作にも参加し、特別な時期に開かれた今大会の成功に貢献し、オリンピック・ムーブメントへの支持を十分に表した。2026年から2032年までの放映権契約の調印は、双方の協力パートナーシップを継続させるだけでなく、オリンピック・ムーブメントの普及にも良い土台を築くことになる」と述べました。