北京
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国務院の李克強総理は9日、北京からオンライン方式で、大メコン圏(GMS)経済協力第7回首脳会合に参加し、演説を行いました。
李総理はその中で、「コロナ禍収束の見通しが立たない現在、世界経済の不安定さが増しており、大メコン圏諸国の経済回復と持続可能な成長に新たな試練がもたらされている」と指摘し、各側に対して共通認識の結集や政治的相互信頼の増強、協力分野の拡大などを通して域内の持続可能で包容力のある発展を共に推し進めていくよう呼び掛けました。
李総理はさらに、今後の実務協力の展開を巡って、水資源に関する協力の拡大、感染対策とワクチンの協力強化、「東アジア地域包括的経済連携協定(RCEP)」の本格的実施に向けた作業の加速、協調のとれた発展を目指す相互連結の推進、持続可能な発展の促進、多国間主義の堅持など6つの提案を行いました。(洋、CK)