北京
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中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の通信員は現地時間5日午後、アフガニスタンのイスラム主義勢力タリバンのザビフラ・ムジャヒド報道官のカブールにある事務室でムジャヒド報道官に独占インタビューしました。ムジャヒド報道官はアフガニスタンの安全情勢、外交政策、パンジシールでの衝突など、人々が関心を寄せる話題について通信員の質問に答えました。
ムジャヒド報道官は、これまでの20年について、「外国軍によるアフガニスタン国土の占領」がアフガニスタン国民に苦しみと災難をもたらしたと述べた上で、「いかなる外国軍の占領も、自らの目標を実現するためだ。占領された国の国民に幸せをもたらすことは絶対にない」と強調しました。
また、「タリバンは現在、国の再建のために計画を制定し、特に国の安全を維持するために努力している。目下のところ、直面する最も重要な任務の一つは国民に安心感を与えることだ。1日も早く国民の信頼を得たい。全てがよくなることを共に経験したい」と述べました。
ムジャヒド報道官は、中国がアフガニスタンの周辺諸国の中で非常に重要な大国であり、中国との今後の協力を通して進展を獲得することに期待を示す同時に、「タリバンはすべての隣国と良好な関係を樹立するよう努力している。いかなる国も、アフガニスタンを利用して他国や地域の安全を影響する行為をすることは許さない」と改めて強調しました。
ムジャヒド報道官は、対外交流に言及した際に、「タリバンはアフガニスタン国内のメディア環境の改善を進めている。メディアには同時に、アフガニスタンでは法律を守らねばならないことを分かってほしい。もし、メディアが中立を維持しない、またはアフガニスタンの国家利益を損ねる報道をすれば、当局は必ず懲罰する」と述べました。(玉華、鈴木)