北京
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外交部の汪文斌報道官は6日の定例記者会見で、「カナダは『法治国家』と『司法の独立』を標榜する一方で、中国の司法機関の法に基づいた事件処理に公然と介入している。その偽善的な行いは余すことなく暴露されることになる」と指摘しました。
カナダのガルノー外相は5日に声明を発表し、マイケル・コブリグ氏とマイケル・スペーバー氏が中国側に1000日間にわたり「任意拘束」されているとし、中国側の司法手続きは「不透明」だと非難しました。これに対して汪報道官は、「カナダ外相の声明は事実を顧みず、中国に泥を塗って攻撃し、中国の司法主権に横暴に干渉するものだ。これに断固として反対し、強く非難する。コブリグ氏とスペーバー氏は中国の国家安全に危害を与える犯罪の疑いで公訴されており、関係部門がこのほど開示した情報を見ると二人の犯罪には動かぬ証拠が山のようにある。中国の司法機関は法に基づき事件を処理する。二人の諸般の合法的権利は十分に保障されている。それよりも『任意拘禁』『脅迫外交』と言うのであれば、中国の孟晩舟氏こそが真の被害者である。カナダ側はただちに誤りを正し、孟氏を釈放し、無事に中国に帰国させるべきだ」と強調しました。(RYU、謙)