李総理　2021年太原エネルギーと低炭素発展フォーラムで基調演説

　李克強総理は3日、2021年太原エネルギーと低炭素発展フォーラムの開幕式にオンラインで出席し、基調演説を行いました。

　李総理は演説で、「中国はエネルギーの質の高い発展と気候変動対策を非常に重視している。2030年までのカーボンピークアウトと2060年までのカーボンニュートラルを実現することを目指して、汚染防止の堅塁攻略戦に取り組んでいる」と紹介しました。

　李総理はまた、グリーン発展を実現させる三つの提案をしました。

　第一に、科学的精神と実務的な態度を堅持し、合理的にクリーンエネルギーの利用と低炭素への転換を推し進めること。第二に、歴史的責任と実際の国情を踏まえながら、グローバルな気候変動ガバナンスに持続的に取り組むこと。第三に、政策的な協調と構造改革を強化し、世界経済の均衡・グリーン・持続可能な再生を促すことです。

　今回のフォーラムは「エネルギー・気候・環境」をテーマとして、エチオピア大統領、パプアニューギニア総督、カンボジア首相、ルクセンブルグ首相、スリランカ首相らの外国指導者もオンラインで参加しました。（Lin、CK）