アフガンで開放的かつ包容力のある新政府を＝外交部

　外交部の汪文斌報道官は9月1日、アフガニスタンのタリバンが新政府を設立することについて、「アフガンの各方面は自国民の切実な願望と国際社会の普遍的な期待に順応することを望んでいる。開放的で包容的な政治を構築し、堅実な内外政策を推し進め、各種テロ組織と徹底的に切り離して、世界各国、特に周辺国と友好関係を築くことを願う」と表明しました。

　報道によりますと、8月31日にアフガニスタンのタリバン関係者は、「アフガン新政府設立に向けた話し合いを進めている。9月3日に新政府の成立を発表する予定だ」と明らかにしたということです。

　汪報道官はまた、「アフガンの歴史は新たな一ページを開いているところだ。苦難に満ちたアフガン人民は国家の平和と再建において、新たな出発点を迎え、国際社会もアフガンが新しい政府を設立することに注目している」と述べた上で、「中国側は変わらずアフガン人民全体へ友好政策を実行し、アフガンの主権・独立、領土の保全を尊重するとともに、内政には干渉しない。アフガンが一日も早く平和の再建を実現するために、できる限りの支援を続ける」と表明しました。（TONG、星）