北京
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23/19
外交部の汪文斌報道官は1日に北京で開かれた定例記者会見で、「米軍はアフガニスタンから撤退したが、米軍およびその同盟国が過去20年間にわたって犯したアフガン市民虐殺という罪を徹底的に調べるべきだ」と語りました。
報道によりますと、8月26日、カブールの空港付近で起きたテロ襲撃事件によって、数百人の死傷者が出たということです。そして、29日、アフガンに駐在していた米軍はテロ取り締まりを理由に、ドローンでカブールのある市民居住区を襲撃し、それによって、10人の市民が死傷しました。また、その中には2歳の幼児もいたとの報道もあります。
これを受けて、汪報道官は、「統計データによると、2020年4月までに、少なくとも4万7245人のアフガン市民が、米軍が引き起こした戦争で亡くなった。アフガン人民の生命の尊厳を守り抜くべきであると同時に、アフガン人民の人権をしっかりと維持しなければならない。なぜなら、これは国際社会の法的ガバナンスや正義および人権の進歩にかかわるものだからだ」と強調しました。(非、星)