北京
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客にオンラインでの注文方法を説明する店員
中国インターネット情報センター(CNNIC)は8月27日、北京市で、第48回「中国インターネット発展状況統計報告」を発表しました。報告書によりますと、2021年6月時点の中国のネットユーザーの規模は10億1100万人で、20年12月から2175万人増え、インターネット普及率は71.6%になりました。10億人がインターネットに接続し、世界で最も大きなデジタル社会となっています。
膨大なネットユーザーの規模は、中国の経済発展の推進に内生的原動力を提供しています。中国の光ファイバーブロードバンドユーザーの割合は94%まで高まり、固定ブロードバンドのエンドツーエンドの速度は51.2Mbpsで、モバイルネットワークの速度は世界139の国と地域の中で4位です。
また、21年6月時点の中国のオンライン食品デリバリー利用者の規模は、20年12月から4976万人増えて4億6900万人に達しました。中国経済の全面的な回復と食品デリバリー業界のデジタル化レベルの向上に伴い、新たな消費のトレンドが日増しに顕著になっています。
新型コロナウイルス感染症の発生以来、生鮮食品や薬品をはじめとする即時配達サービスが、飲食・食品デリバリーとともに急速に発展しています。コロナ禍でユーザーが身に付けた消費習慣によって、飲食・食品デリバリー以外の業務の占める割合が拡大を続け、食品デリバリー業界がカバーする内容も豊かになっています。同時に、食品デリバリー業界の生態環境と配達員の権利保障も社会から広く注目されており、業界の生態環境が持続的に改善され、食品デリバリー業界の急速な発展を一層推進しました。(玉華、柳川)