北京
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米国防総省は現地時間8月30日、軍のアフガニスタンからの撤退を完了したと発表しました。しかし、その慌ただしい撤退や、空港や市街地で相次いだ銃撃や空爆によって、カブール市の情勢は再び緊迫化しています。
タリバンが小学校1年から6年までの授業再開を許したものの、多くの児童と教師は安全上の懸念から登校していません。これに対して、一部の児童と教師は授業の早期再開を強く望んでいます。
小学生のファヒハーさんは「大勢のクラスメートが登校していないので、授業はまだ平常に戻っていない。登校して5日たったが、先生が来ない時もあった」と、失望感を示しました。
大学生のマシューウラさんはタリバンに対して、大学の授業再開や大学教育の継続に向けた対策を取るよう、呼び掛けています。
大学生のシャイーブさんは、「今後の政府が教育を本当に重視することを望んでいる。教育は非常に重要なので、教育システムの混乱の回避を願っている」と話しました。
カブールのある小学校教師のアール・マージさんは、「以前、この学校には大勢の児童がいて、みな成績が良かった。しかし、近頃は状況が変わっている。ごく一部の児童しか来ていないし、長期間の休みもあって、授業の進度は少し乱れている」と述べました。(朱、浅野)