【CRI時評】カブールの空港で暴力を振るった米兵も「英雄」になるのか

2021-08-31 10:17  CRI

【CRI時評】カブールの空港で暴力を振るった米兵も「英雄」になるのか

 アフガニスタンの首都カブールの空港付近で現地時間26日夜、爆発が2回あり、死傷者は数百人に上った。爆発でけがを負った人の説明は、アフガニスタンからあたふたと撤退する米軍がカブールの空港で罪のない人をむやみに殺したという事実を明らかにした。罪のないアフガニスタンの人々の命は、テロリストの手によって失われたのではなく、人々を救出するという理由で米兵の銃の下で失われた。

 しかし、バイデン米大統領は爆発事件後の演説で、死亡した米兵を「英雄」とたたえ、報復を行うと放言した一方で、犠牲となったアフガニスタンの人々については言及せず、まるで悲劇は起こらなかったかのようだった。多くの米メディアもまた、犠牲となった米兵13人の悲劇を精力的に取り上げ、アフガニスタンの人々については故意に排除した。

 現下のアフガニスタンの混乱が「侵入者」である米軍によってもたらされたことは、議論の余地のない事実だ。米国が20年前、「対テロ」の旗を掲げてアフガニスタンに出兵して以来、戦火で破壊された土地で一家が分散し肉親を失う悲劇が何度も演じられてきた。米軍は今回、カブールの空港で民間人に発砲し、その冷酷さを世界に一層知らしめた。

 米国が「侵略戦争」と「戦争の英雄」をどんなに美化しようとも、アフガニスタンで痛ましい人道主義上の災難を引き起こしたという事実は隠せない。米国が人権分野で長い間適用してきたダブルスタンダード(二重基準)を再び、余すところなく暴露した。「人権の擁護者」こそが人権を最も踏みにじる者だ。アフガニスタンの民間人に向かって撃たれた米軍の銃弾一つ一つがその最新の動かぬ証拠だ。西側のメディアによって「偉大な」「誇りある」として美化された今回の戦略的撤退の背後には、アフガニスタンの民間人の涙、血、そして命がある。(CRI論説員)

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