北京
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習近平国家主席は30日、エクアドルのラソ大統領と電話会談しました。
習主席は、「新型コロナウイルス感染症の発生以来、中国とエクアドルは互いに支持し合い、協力して困難を克服してきた。両国国民の深い友情が示された。中国は引き続きエクアドルの感染症対応を支援し、エクアドルと様々な形で感染症対策とワクチンの協力を展開したい」と述べました。
また、「エクアドルは、中国の『一帯一路』共同建設の重要な協力パートナーであり、インフラ整備、エネルギーと鉱産資源、金融など従来からの分野での協力は豊かな成果を収めた。中国はエクアドルからの輸入を拡大したい。また、双方の貿易と投資の自由化と利便化レベルを向上し、健康、デジタル、グリーンなシルクロードなどの新たな成長ポイントを育成したい。実務協力でより多くの成果を出し、両国の国民にさらに幸せをもたらしていきたい」と表明しました。
ラソ大統領は、「中国に提供していただいたワクチンは、エクアドルにとって非常に重要な支えとなった。エクアドル国民はこれに対して心から感謝する。忘れることはない。エクアドルは感染症の政治化と汚名着せに反対し、中国とワクチンの協力を深めたい。また、エクアドルは中国を最も重要で全面的な戦略パートナーとみなしており、より多くの中国企業の対エクアドル投資を歓迎する」と述べました。(玉華、鈴木)