北京
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都市鉄道の整備が進む重慶市では、施工するためのスペースが小さく、通常のトラッククレーンの使用が困難な環境で、ジャッキアップ回転架設工法を使って、高速鉄道線路の上空で橋げたが無事架設されました。
この工事は29日夜中に150分間にわたって行われました。あらかじめ線路に対して垂直の状態で平行に組み立てた2つの橋げたは、ワイヤーロープによって98度回転された後、無事合体しました。
8月28日夜 施工現場の様子 重慶市
工事現場は市街地の目抜き通りの上空にあり、すぐ下には、重慶と貴州を結ぶ高速鉄道の線路が通っています。高圧送電網もすぐ近くにあり、トラッククレーンの利用が困難な場所です。
工事は高速列車が運転を終えた深夜の時間帯に実行され、綿密な計算やシミュレーションを経て、耐荷重(持ち上げる能力)400トンのジャッキ4基により、1ミリから20ミリの幅で高さを精密に調整して行われたということです。
なお、今回整備した線路は、重慶の市街地を通過するレール交通5号線の支線です。全長28キロメートル。着工は2015年で、今回の難工事の成功で全線開通にしっかりとした土台を築いたということです。
工事完了後の翌朝の風景
(Yan、CK)