北京
PM2.577
3/-2
外交部の汪文斌報道官は30日の定例記者会見で、「中国側は米側に対し、命を大切にし、科学を尊重し、新型コロナウイルスの発生源調査を名目にした責任逃れの行為をやめるべきだ」と述べました。
汪文斌報道官は米側が最近発表したウイルス発生源問題の調査報告書について質問に答え、「米国の情報機関が発表したこの報告書は、科学に反した政治的報告書であり、発生源調査を名目に米国自身の感染症対策での失敗の責任を転嫁する『責任逃れ』の報告書であり、言い訳をでっち上げ、中国を非難する虚偽の報告書である。かつて米国はイラクが大量破壊兵器を所持しているという嘘を流したが、この報告書もまた、国際社会をミスリードして欺こうとする新たな例である」と述べました。
汪報道官はさらに、「米国はなぜ、科学者を通さずに、情報機関を動員して発生源問題を追求しようとするのか。これは、真実を探る行為ではなく、真実をでっち上げる行為ではないか。そしてなぜ、実験室からの流出論を科学的根拠も無しに繰り返し主張するのか。米国の情報機関の力をすべて動員しても証拠が見つからないというのに、なぜ米側は実験室流出論を手放さないのか。なぜ米国は世界で最も先進的な医療設備と技術を保有しているにもかかわらず、世界で感染が最も拡大し、死亡者の数が最も多い国になったのか。米国はこれらの疑問について説明すべきだ」と指摘しました。(moku、謙)