北京
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モノの貿易に対して、金融、運輸、通信、流通等のサービスの国際取引にフォーカスする2021年中国国際サービス貿易交易会(CIFTIS)が9月2日に北京で開幕します。ここ数日、世界各地から展示品が続々と会場に届き、準備の大詰めを迎えています。
2021年CIFTISの分会場である「首鋼工業パーク」
今年の交易会はこれまでの国家会議センターに加え、大型製鉄工場の跡地として再開発が進む「首鋼工業パーク」も分会場として加わっています。 「首鋼工業パーク」は2022年の北京冬季オリンピック・パラリンピック組織委員会の所在地としても知られていて、レジャー・観光、ウインタースポーツ、金融・保険、デジタル経済など8つの展示エリアが設けられています。
開幕を間近に控え、会場全域では第5世代(5G)移動通信システムがすでに整備されており、準備が大詰めを迎えています。
首鋼工業パークにあるCIFTIS会場の建物
9月2日から7日にかけて開催される、2021年中国国際サービス貿易交易会は、サービス貿易の交流を促すために、100回あまりのフォーラム、会議とビジネスマッチングが予定されているということです。
中国では、北京で毎年秋に開かれるこの交易会は、広州で年に二回開かれる中国輸出入商品交易会と上海で年に一度開かれる輸入博覧会と肩を並べて、中国を代表する大型商談会です。
(Yan、CK)