上海浦東=科学技術の最前線を目標に、世界レベルの産業クラスターを構築

　このほど、上海の「浦東新区産業と製造業の高品質発展の第14次五カ年計画」が発表されました。

　「計画」によりますと、産業発展の面では、浦東が世界の科学技術の最前線を目指し、核心技術を攻略し、核心分野に焦点を当て、世界レベルの産業クラスターを構築するとともに、イノベーションや起業の環境を最適化し、科学技術体制の改革を深化させていくということです。

　同時に、電子情報製造業、自動車製造業、プラント工業という三つの千億元級規模の支柱産業に焦点を当てて発展を促し、「中国製チップ」や「新薬の開発」などのハイエンド産業を強化し、クルーズ客船、新素材、オンライン新経済などの新興産業群を育成していきます。

　浦東新区科学経済委員会の周征宇副主任は「浦東と臨港新区は11の特色産業ゾーンがある。ここでは製造業を主とし、製造業の新たな成長ポイントを重点的に育てる。産業全体の発展においては企業を主体として課題の解決に向かい、政策や人材提供の面では、企業の発展を支持し、高い品質の発展を実現させる」と述べました。（Mou、CK）