北京
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中国中央広播電視総台(CMG/チャイナ・メディア・グループ)が8月28日、一部の遺族への確認とアフガニスタンの複数のメディアの報道をまとめた結果、現地時間26日午後、カブール国際空港で起きた襲撃事件で、一部の犠牲者が事件後の混乱の中で米軍などに射殺されていたことが分かりました。
アフガニスタンのソーシャルメディアでは、目撃者が米軍が民間人を射撃する現場を捉えた映像が流れています。この情報は現地でパニックを誘発し、各国のネットユーザーの議論を引き起こしています。アフガニスタンの人々はCMG記者の取材に対し、カブールの各病院で家族と犠牲者の遺体を探していると話していました。
多くのネットユーザーが映像にコメントし、カブール国際空港における外国部隊の暴力行為を強く非難しています。
一部のネットユーザーは、この情報に対する米政府の「沈黙」について不満を示し、「米国防総省は(米軍がカブール国際空港で民間人に向けた)発砲について全くコメントしていない」「事実の隠蔽に努めているようだ」とコメントしています。
また、「米国(軍隊)に恥を感じる。強い恐れを感じる」「米政府はよくやった。アフガニスタンの政権をタリバンからタリバンに譲渡した」といったコメントも寄せられています。(Mou、CK)