北京
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12の欧米諸国議会および欧州議会外務委員会が27日、リトアニアの台湾との関係発展の動きを巡る共同声明を発表しました。これを受け、欧州連合(EU)に駐在する中国使節団の報道官は、リトアニアが台湾当局による「台湾代表処」の設置を認めたことについて、「中国とリトアニアの国交樹立に関するコミュニケの精神に公然と違反し、中国の主権と領土保全をひどく損害した」と指摘し、中国側として「断固反対する」と表明しました。
同報道官はまた、「『一つの中国』の原則は、幅広く認められている国際関係の準則であり、国際社会の共通認識である。これは中国がEUとそのメンバー国との関係を発展させる上での政治的基盤だ」と示し、さらに、EU側とその関係者に対して、台湾に関する問題において「正しい立場の堅持」を求めた上で、「国際的な道義を守り、中国側の核心的利益に関わる問題において誤ったシグナルを発さず、中国とEUとの関係に新たなトラブルを作り出さないように」と促しました。(洋、謙)