北京
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習近平国家主席は8月27日、フィリピンのドゥテルテ大統領と電話会談を行いました。
その際、習主席は「過去数年間、中国・フィリピン関係は挽回し、強固になり、向上を経て、全面的な戦略協力の関係を打ち立てた。両国人民に確実な利益をもたらし、地域の平和と安定にも良きエネルギーを与えた」と指摘したうえで、「中国は引き続きフィリピン側と共に新型コロナ対策での協力を強化し、フィリピンに必要な援助と支持を提供していく」と述べ、さらに、「『一帯一路』とフィリピンの大規模インフラ整備計画(ビルド・ビルド・ビルド)との連結はすでに重要な成果を収めている。中国側はフィリピンと共に努力し、より多くの協力プロジェクトを着実に推進し、中国・フィリピン協力の成果が両国人民により大きな利益をもたらすよう願っている」と強調しました。
これを受けてドゥテルテ大統領は、「中国共産党創立100周年はマイルストーンとも言える歴史的なできごとであり、中国の8億人余りが貧困から脱出したことは、中国共産党が成し遂げた非凡な歴史的成果だ。これに改めてお祝いを申し上げる。また、全世界が団結して新型コロナ感染症と戦うようリードしてきた中国の貢献を賞賛し、フィリピンへのワクチン提供などの支援に感謝する。フィリピン側はより多くの中国からの建設投資を歓迎し、両国のインフラ建設、農業などの領域における実務協力が多くの成果をあげるよう期待している」と表明しました。(TONG、謙)