北京
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外交部の趙立堅報道官は27日の定例記者会見で、「中国側はアフガニスタンで発生したテロ事件を非難し、犠牲者と遺族、負傷者に深い慰問と哀悼の意を表明した。駐アフガニスタン中国大使館による調査と確認の結果、中国公民に死傷者が出たという報告は受けていない」と明らかにしました。
報道によりますと、アフガニスタンの首都カブールの国際空港近くで26日、2回の爆発が発生し、多くの死傷者が出ました。すでに過激派組織「イスラム国」系の勢力が犯行声明を出しています。
趙報道官は関連の質問に答えた際、「中国はいかなる形のテロにも断固反対し、強く非難する。国際社会と共にテロの脅威に対応し、アフガニスタンが再びテロの根拠地になるのを防ぎたい」との考えを表明した上で、「アフガニスタンは依然として複雑で厳しい安全情勢に直面している。関係側が効果的な措置を講じ、アフガニスタン情勢の安定した移行を確保し、外国人を含む現地の人々の身の安全を確保することを希望する」と示しました。(hj 謙)