北京
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中国南西部の雲南省では、先月からマツタケの収穫の時期を迎えています。
雲南省は中国ではマツタケの主な産地で、年間生産量は全国の60-70%を占め、毎年600~700トンのマツタケを日本や韓国などに輸出しています。中でも標高の高いシャングリラ市は、マツタケの成長に最も適しており、現地で育ったマツタケの栄養成分も食感も一段と優れているとされています。
近年、電子商取引プラットフォームの浸透で、中国各地の消費者がオンラインで気軽に注文できるようになったため、国内におけるマツタケの売り上げも急激に伸びています。雲南産のマツタケは、他の地域に迅速に届けられることが可能となり、全国から注目を集める食材となっています。地元農家によりますと、3か月にわたる収穫期間で、一人当たり3〜5万元(約51〜85万円)の収入を得ることができるということです。(RYU、Yan)