北京
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王毅国務委員兼外交部長は24日、オランダのシグリット・カーフ外相兼対外貿易開発協力相と電話会談を行いました。双方は主にアフガニスタン情勢について意見を交換しました。
王部長は電話で、「米国はアフガン問題を作り出した張本人であり、撤去するだけで済ませるわけにはいなかい。何らかの制裁を実施しようと考えるべきでもない。当面の急務は責任を取り、カーブル空港の混乱した局面を処理すると同時に、アフガンが必要とする緊急援助を提供することだ。実際の行動によって、アフガン情勢の安定した推移を実現させることに協力していくべきだ」と表明しました。
一方のカーフ外務大臣は、アフガン情勢に関する中国側の見解に賛意を示した上で、「国際社会は共に努力し、国連安全保障理事会が定めた原則に基づいて、アフガン問題の解決を推進していくべきだ」と述べました。(藍、鈴木)