北京
PM2.577
3/-2
外交部の汪文斌報道官は25日の定例記者会見で、「もし関係方面が、実験室からの漏えいの可能性を排除できないと主張するならば、公平と公正の原則に基づいて、米国のフォート・デトリックとノースカロライナ大学の調査を行うべきだ」と述べました。
中国のジュネーヴ駐在代表は先日、世界保健機関(WHO)の事務局長に、米国のフォート・デトリックとノースカロライナ大学に関する2件の非公式文書と、2500万人を超えるネットユーザーがサインしたフォート・デトリックへの調査を求める公開書状からなる書簡を渡しました。
汪報道官は記者会見の場で、「WHOの専門家チームは武漢ウイルス研究所を2回訪れた。新型コロナウイルスが武漢ウイルス研究所から漏えいしたことは全くありえない。これは中国とWHOが共同で研究して得られた明確な結論だ」と指摘しました。
汪報道官はまた、「我々は米国に対して、ウイルス発生源問題を利用して政治上の操作をしないよう促す。国際社会が共に努力して、ウイルス発生源問題を科学協力の正しい道に戻すことを期待している」と強調しました。(任春生、鈴木)