北京
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23/19

外交部の汪文斌報道官は24日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの発生源問題における中国側の立場を改めて表明しました。同時に、米国に対して感染発生初期の症例データの速やかな公表と、その検査の速やかな実施を促し、一日も早く世界保健機関(WHO)の専門家を招いて発生源に関する研究活動に取り組むよう求めました。
この日の会見では記者から「米国の『サンノゼ・マーキュリー・ニュース』が、米国で報告された初の新型コロナ死亡例は昨年1月だった可能性があり、米政府が公表したものより早いと報じている」との指摘がありました。
これに対して、汪報道官は「この報道に留意している」との中国政府の姿勢を述べ、米国での新型コロナ発生の時系列を示しました。これによりますと、ニュージャージー州ベルビル市の市長は2年前の2019年11月に新型コロナウイルスに感染しており、すでに抗体を持っているとの検査結果も出ているということです。米国国立衛生研究所は公式サイト上で、「5つの州において新型コロナ感染が発生していた証拠が、2年前の2019年12月からあった」と明らかにしています。また、複数のメディアによりますと、ウィスコンシン州では2019年7月に、電子タバコによる肺炎が爆発的に拡大し、その症状は新型コロナの症状ときわめて似ていたということです。
これらの実例について汪報道官は、「米国における新型コロナ感染は、その発生源と感染地が複数あるというのが特徴だ。真剣に調査する必要がある」と強調しました。
さらに、汪報道官は、『パーム・ビーチ・ポスト』と『マイアミ・ヘラルド』の報道内容を取り上げ、「フロリダ州保健庁の公式サイトは、現地時間の2020年1月と2月に、新型コロナ感染症の症状または検査で陽性反応のあった171人の患者のデータた報じたが、これらのデータは一時的に不自然に削除されていた」と指摘しました。また、米国疾病予防管理センター(CDC)については、「CDCの研究者が2020年11月に医学誌『クリニカル・インフェクシャス・ディジーズ(Clinical Infectious Diseases)』で、2019年12月13日から2020年1月17日にかけて採取した7389人分の血液サンプルのうち、106人分のサンプルが新型コロナウイルスの抗体を含んでいたと報告した。しかし、この発生源調査に関するプロジェクトは米政府高官に止められ、その大量のサンプルも封印された」と述べ、米国の姿勢を批判しました。(朱、謙)