北京
PM2.577
3/-2
中国最高齢パイロットとなった85歳の王徳順さん
中国のインターネット上で先週、85歳の男性、王徳順さんが話題となりました。王さんは17日、北京市密雲区の穆家峪空港で、スロベニアの航空機メーカー、ピピストレルが製造した軽量型飛行機「SW100」を操縦して40分間飛行し、中国最高齢パイロットとなりました。
1936年に中国東北部、遼寧省瀋陽市の農村部に生まれた王さん。若い頃には同市の電車公司(電気バス会社)で車掌を務めたり、軍需企業で働いたりしていました。小さい頃から演芸が好きで、余暇を利用して話劇(現代劇)やダンス、音楽などのサークルに参加し、1960年に話劇の俳優になりました。
チャレンジ精神が旺盛な王さんは49歳の時に北京に出てパントマイムを始め、57歳で彫刻、65歳で乗馬、78歳でオートバイ、79歳でファッションショーのモデル、80歳でDJ、そして85歳の今年、パイロットに挑みました。
2015年の中国国際ファッションウイーク(秋冬)でモデルを務めた王徳順さん
民間航空機のパイロットは一般に60歳前後でリタイアしますが、85歳の王さんは30日間の理論学習と50日間の飛行訓練を経て、第一段階の学習を終えました。気体動力学などの試験で82点という良い成績も取りました。
王さんの人生のモットーは、「やりたいことをやるのに遅いということはない。やりたくないことは言い訳をして尻込みする。一生は長くも短くもない。チャレンジを恐れず、時間を無駄に過ごさず、充実した人生を送るべきだ」(任春生、柳川)