北京
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中国国務院はこのほど、「国民と特定職業者のマスク着用ガイドライン(2021年8月版)」を発表しました。同ガイドラインは、一般大衆は6種の状況でマスク着用をする必要があると明記し、正しい使用法も示しました。
中国では、使い捨てサージカルマスクが市販されている。
一般大衆がマスクを着用しなければならない場合と状況とは、(1)ショッピングモール、スーパー、映画館、イベント会場、空港、埠頭、ホテルの共用エリアなどの人員が密集している室内、(2)エレベーターや飛行機、列車、船、長距離バス、地下鉄、バスなどの公共の移動手段を利用する際、(3)人が密集する屋外の広場や劇場、公園などにいる時、(4)病院での診療と付き添い、体温測定や健康コードのチェック、行動コースの申告、健康状態の確認などをする際、(5)鼻やのどの不調、咳、熱など症状が出た時、(6)レストランや食堂で食事をしていない時です。
同ガイドラインはマスクの選択と注意事項について、「マスクの正しい使用、保管、クリーニングはその有効性を保つ鍵である。使い捨てサージカルマスク或いはそれ以上の保護レベルのマスクを選択して正しく着用することを助言する。マスクが口と鼻と顎を覆うようにして、鼻クリップはしっかりと締めるようにする。また、適時の交換に注意しなければならない。1つのマスクの累計着用時間は8時間を超えないようにする」などと指導しています。(hj、鈴木)