北京
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中国外交部の華春瑩報道官は19日の定例記者会見で、「中国側はタリバンの指導者と報道官が表明した積極的な姿勢とそれが発したシグナルに注意を払っており、それらが実現することを望んでいる」と指摘しました。
華報道官は、「アフガニスタン国内には多くの矛盾が蓄積され、さらに米国が多くの難題を残したことで、平和的復興のプロセスは順調には進み得ない。このプロセスにおいて、国際社会はアフガニスタンの各党派と各民族の団結・協力を共同で激励し、支持して、アフガニスタンの歴史の新たな一章を開くべきである」と述べました。
華報道官はまた、中国は一部の人が繰り返しタリバンへの不信任を強調していることに留意していると述べ、「世の中に変わらないものは何もない。弁証法的思考によって問題を認識し、対応し処理すべきであって、タリバンの言うことに耳を傾けるだけでなく、その行動も観察していくべきだ」と指摘しました。(張、坂下)