北京
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第5回中国・アラブ諸国博覧会の「一帯一路」投資促進大会が19日午後、寧夏回族自治区の首府・銀川市で開催されました。大会では13項目の経済貿易協力プロジェクトが集中的に契約され、総額は39億9600万元(約675億5000万円)に達しました。インフラ整備や新エネルギー、近代農業、設備製造、バイオメディカル、通用航空(ゼネラル・アビエーション:軍事航空と定期航空路線を除いた航空)などの分野に及んでいるということです。
投資促進大会は、中国・アラブ諸国博覧会の重要な活動の一つとして、「チャンス・未来・持続可能」をテーマとし、「一帯一路」の積極的な共同建設と、中国とアラブ双方向の投資の持続的な発展の推進に焦点を当てています。
現在、中国は既にアラブ諸国にとって最大の貿易相手国であり、また、アラブ諸国は中国にとって最大の海外原油の供給先となっています。2020年末時点で、中国からアラブ諸国への直接投資残高は201億ドルで、アラブ諸国の中国への投資は累計38億ドルに上っているとのことです。(藍、坂下)