北京
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タリバンに掌握されたアフガニスタンの首都カブールの情勢は正常に戻りつつあります。CMG(中央広播電視総台/チャイナ・メディア・グループ)のカリム・ファイツ記者は現地時間17日、市内を歩き、市民から話を聞きました。
ファイツ記者によりますと、政府機関のほとんどは閉鎖されたままですが、商業機関は徐々に活動を再開し、街では往来する市民や車両も多くなってきたとのことです。
あるカブール市民は、高止まりしている物価が下がって安定することを望んでいます。国が平和になり、子どもたちが学校に通えて、国の建設に貢献してほしいとも話していました。また、タリバンが来ることで大規模な衝突が引き起こされることを心配していたが、情勢が次第に安定していく中で安心したとし、新政権が平和と安定をもたらし、将来の指導層が武器を下ろして国の平和と安定を実現させ、国民が平和な国家で暮らせるよう望んでいると話す人もいました。(藍、柳川)