北京
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「トロニュース」のSNSでの報道
アフガニスタンメディアのトロニュースは15日、消息筋の話として、同国のガニ大統領が腹心らと共に出国したと報じました。同国のモハマディ国防相代行は、「大統領は国の危機を解決する権力を各政治指導者に委任した。代表団が16日にドーハへ赴き、現在の情勢について(反政府勢力の)タリバンと協議する」と明らかにしました。
タリバンに近い関係者によりますと、双方はすでに合意に達しており、政治的合意に達した後、ガニ大統領が辞任し、権力を暫定政府に移譲するとのことです。タリバンは15日、平和的に都市に入り、市民の外出が再開しました。
中国外交部の岳暁勇アフガニスタン担当特使はこのほど、CMGのインタビューに対し、「アフガニスタン情勢は憂慮すべきものだ。当面の急務は戦争と暴力をやめ、一日も早く平和と和解を実現し、周辺国への悪影響を防ぐことだ」と述べました。
アフガニスタン情勢が米軍の撤退により悪化し、同国の平和・安定と同国民の命・安全に脅威がもたらされたことについて、岳特使は、「米国には逃れられない責任がある。国際世論と国際社会の非難を受けるべきだ」と指摘しました。(玉華、柳川)