習主席、イラン大統領と祝電を交換

　習近平国家主席は16日、イランのライシ大統領と祝電を交換し、両国の国交樹立50周年を祝いました。

　習主席は、「中国とイランが国交を樹立してから半世紀、両国の関係は着実に発展し、伝統的な友情は時間がたつにつれてますます堅固になった。両国は2016年に全面的戦略パートナーシップを締結し、双方の政治的相互信頼が日増しに強固になり、各分野の互恵協力が着実に推進している。私は両国関係の発展を非常に重視しており、ライシ大統領と共に努力し、両国の国交樹立50周年を契機に、伝統的な友情を深め、各分野の協力を深く着実に進め、双方の全面的戦略パートナーシップの内容を絶えず充実させ、両国と両国民に恩恵をもたらしたい」との考えを示しました。 

　ライシ大統領は、「イランと中国はどちらも古くから文明の発達した国であり、数千年にわたる友好交流から栄養をくみ取り、全面的戦略パートナーシップが日に日に発展するための深い基礎を築いた。卓越した両国関係を築くために尽力するイランの意志は揺るぎない。両国関係が6回目の10年に入るにあたり、イランは中国との戦略的協力のレベルを引き続き高め、各分野の実務的協力の拡大について意思疎通を強化し、両国関係を絶えず深めていきたい」と述べました。（RYU、浅野）