北京
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カナダのホームズ裁判長は12日、米国の孟晩舟氏に対するいわゆる詐欺疑惑に疑問を呈し、この詐欺事件は何年経っても実質的な実害をもたらしていないとの見解を示しました。しかもこの事件のいわゆる被害者は大規模な機関で、中にはファーウェイや関係会社の関連状況を把握している人が少なくないようです。孟氏の弁護人は13日の身柄引き渡し公聴会でも、孟氏に対する米国の告発には致命的な欠陥があり、理論が変化してばかりいると指摘しました。
中国外交部の華春瑩報道官は16日の定例記者会見で、「事実はすでに十分証明されていて、孟晩舟事件は徹頭徹尾政治事件であることは明らかだ。孟氏に対する米国側のいわゆる詐欺の申し立ては全くのでっち上げだ。米国側が詐欺にあったと告発したHSBCですら、孟氏が詐欺をしていなかったことを証明する文書を発行しているので、事実は非常にはっきりしている」と示しました。
さらに、華報道官は「われわれは米国側に、孟氏に対する逮捕状と身柄引き渡しの要求を直ちに撤回し、カナダ側は直ちに誤りを正し、孟氏を釈放するとともに、できるだけ早く無事に祖国に帰国させるよう促す」と強調しました。(雲、CK)